top of page

【 半弓の引き方 】

【 体配 】

​半弓射法

(基本編)

IMG_3362.jpg

①足踏み

背筋を伸ばし立つ。

​肩幅の約二倍の広さに足を開く。

IMG_3361.JPG

①座った姿勢

椅子に座って弓を引く。

​背筋を伸ばし椅子に深く座る。

IMG_3340.JPG

②壁と平行

壁と並行に立つ。姿勢に注意し、ねじれないようにする。

IMG_3341.JPG

③左手で弓を持つ

利き手の違いはなく、全ての人が左手で弓を持ち、右手で弦を引く

IMG_0434.jpg

​④握りの位置

V字の中心に弓をあてる。

IMG_0442.jpg

⑤親指を伸ばす

小指、薬指、中指を揃えて握る。人差し指は伸ばしても曲げてもOK。

IMG_0426.jpg

⑥矢筈を持つ

中仕掛け(青🔵)にはめる。

IMG_0428.jpg

⑦筈を中仕掛けに

赤🔴のようになるまで、筈を奥まで押し込む。

IMG_0437.jpeg

⑧右手(妻手)

​右手親指を立て、ほか四本は握る。

IMG_0440.jpeg

⑨右手を横に

四本の指は握ったまま

IMG_0466.jpg

⑩矢筈をつまむ⑴

握ったかたちのままにする

IMG_0469.jpg

⑪矢筈をつまむ⑵

人差し指の側面を筈にあてる。

IMG_0473.jpg

⑫矢筈をつまむ⑶

親指の腹と人差し指の側面で、はさむようにしてつまむ。

IMG_0489.jpg

⑬弓構え

両肘の高さを合わせ、身体の中心に弓を構える。弦と弓のあいだに顔が入る。

IMG_0492.jpg

⑭引分け⑴

右ひじは動かさないように左手をゆっくりと押す。

IMG_0494.jpg

⑮引分け⑵

さらに左手を押していく。右手、左手は身体に近づくように引分ける。

IMG_1064_edited.jpg

⑯会

弓を押し開き、右手を唇まで引く。矢の先で的の中心を狙う。

(目安5秒)

IMG_1065_edited.jpg

会(悪い例)

引き込み過ぎ。右手に力が入り、矢所が定まらなくなる。

IMG_1066_edited.jpg

会(良い例)

唇の前まで引いている状態。右手が力みにくくなる。

IMG_1068_edited.jpg

⑰離れ

右手のつまみを離し、離れたあともしばらく静止する(残心3秒)

IMG_1070_edited.jpg

残心(悪い例)

離れと同時に右手が離れている。矢はうしろ(左方向)に飛びやすくなる。

IMG_1069_edited.jpg

残心(良い例)

離れたあとも頬に右手が付いている。右手が固定されているほうが矢所が安定する。

ゴム弓の調整

1

①ゴム弓の調整

購入したままの状態は大弓用です。

​半弓仕様に調整します。

2

②ゴムを引っ張る

上のゴムを引っ張ります。

長さは自身の引き味に近い感覚に調整します。

※お持ち頂ければ調整します。

3

③輪っかを作る

長さが決まったら輪っかを作り結びます。

4

④ひっぱり縛る

しっかり引っ張れば調整完了です。

​ゆるんだり、長さが合わなければ再度調整して下さい。

ゴム弓練習

IMG_0437.jpeg

①右手の形

親指を立て、そのほか四本指は握る。ほか四本が開いていると指がゴムに引っかかる原因になる。

IMG_0440.jpeg

②右手を横にする

​形を崩さないように横向きにする。

IMG_0445.jpeg

③ゴムをつまむ

ゴムの部分を親指の腹、人差し指の側面ではさむ。

IMG_0447.jpeg

④左手で弓を押す

親指と人差し指の又で弓を押す。

IMG_0449.jpeg

⑤ゴム弓を握る

中指、薬指、小指を揃える。

親指はしっかりと伸ばす。

​人差し指は伸びても曲げてもOK。

ゴム弓(弓構え)

⑥弓構え

右肘は動かさず、ゴム弓を押す。

ゴム弓(引分け)

⑦左手を押す

弓構えの状態から、左手(押手)を押す。右手は引かない。

ゴム弓(会)

⑧会

的に狙いが合う手前から右手を引く(右手は頬まで)

身体を真っ直ぐに後ろに倒れない。

​5秒間しっかり狙う。

ゴム弓(離れ)

⑨残心

右手の親指を離し、その後も3秒間静止する。

左手は的方向に押していく。

​しっかり左右に伸びていくイメージを持つ。

IMG_0452.jpeg

​注意点

ゴムに指が引っ掛からないように注意する。ゴムのつまみ方は間違えないように。

​口割り

妻手 正常

【 良い例 】

上唇と下唇のあいだに矢が合うように位置を合わせる。頬に右手を付け位置を覚える。

馬手 高い

【 ①悪い例 】

眼の高さにしている状態。

​狙いは下を向き、矢先は下を向く。

妻手 下顎

【 ②悪い例 】

顎より右手(妻手)が下の位置にある。矢先が上になる。

会を意識する

会 押手を意識

会(良い例)

身体の中心を真っ直ぐにする。弓を持つ左手が強く、弦を引く右手は支える程度に引く。​右手の引きが強くならない様にする。狙いが付いてから5秒以上狙うこと。

引く胴

会(悪い例)

右手の引きが強く、身体がうしろに倒れている状態。左手を的方向に押す意識を高くする。

掛かる胴

会(悪い例)

左手が強すぎるケース。

的方向に突っ込みすぎ。

手首の角度

IMG_0483.jpg

手首(良い例)

弓に対して手首が真っ直ぐな状態。技術が未熟な場合は腕を払うことがある。

IMG_0484.jpg

手首(悪い例)

手首が「くの字」

​腕を払うのが怖いという理由でこの形になる人がいるが、弓を真っ直ぐ押せなくなる。

IMG_0486.jpg

手首(悪い例)

手首が入り過ぎる「逆くの字」

弦が腕を払いやすくなる。

​弓を強く握るクセのある人に多い。

握りを注意

IMG_0442.jpg

手の内(良い例)

指が揃っている。

​親指が伸び、中指、薬指、小指の先を揃える。見た目の良く、しっかり押せる形。

IMG_0457.jpg

悪い例

指がバラバラ。指先が不揃いで見た目もよくない。弓を手の平で押している状態。

IMG_0456.jpg

悪い例

握り過ぎ。全ての指でガッチリ握っている。弓は押せない形。

IMG_0460.jpg

悪い例

階段型。上からの押しが強くなり、矢は下に飛ぶ。

IMG_0461.jpg

悪い例

逆階段型。小指がかかっていない状態。弓を押す力がかからなくなる。

IMG_0465.jpg

悪い例

​親指と中指が離れている。空間が出来ると弓が押しにくくなる。

​身体の向き

向き 正常

​良い例

正しい身体の向き。

向き 大きくくの字

悪い例

深い「くの字」肩が抜けている。

向き 近過ぎ

悪い例

腕、肩が入り過ぎ。腕を払いやすくなる。

上達の近道は指導者に注意事項を指摘してもらうと効果的です。

東京都公安委員会許可 第305472005125号

方針・個人情報保護方針・利用規約

安全・事故防止対策、その他情報はこちら

Tokyo

bottom of page